【ZESDA通信Vol.5(2023年2月号)】TOKIO城島茂さんがプレゼンターとして祝福!ーみんなで耕そう!人・地域・未来の豊かな循環「ノウフク・アワード2022」

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1)トップニュース

■TOKIO城島茂さんがプレゼンターとして祝福!ーみんなで耕そう!人・地域・未来の豊かな循環「ノウフク・アワード2022」

▲「ノウフク」の優れた取り組みを表彰する「ノウフク・アワード」

農林水産省等による農福連携等応援コンソーシアムが実施するノウフク・アワードは、ノウフク(農福連携等)の取り組みを通じて実践者を応援し、その価値を多くの人に知ってもらい、地域社会に根付かせるアワードです。去る2月15日、都内で「ノウフク・アワード2022」表彰式が開催され、ノウフクアンバサダーのTOKIO城島茂さんがプレゼンターとして受賞者を祝福しました。また、今回の表彰式では、ZESDA瀬崎理事が企画ファシリテーターを務めるノウフク・ラボの今年度の成果発表も実施されました。ノウフクに取り組む事業者様や自治体、トヨタ自動車等の企業が中心となってノウフクの促進に寄与する成果を生み出したことについて、審査員の方から前向きなコメントをいただきました。

▲北は北海道から南は沖縄県まで全国23の団体が表彰されました。

2)ZESDA主催のイベント情報

■グローカル・ビジネス・セミナー(GLBS)

(地方の中小企業の海外進出の事例を研究するセミナーシリーズ。明治大学奥山雅之研究室と共催)

  • 次回告知

 JETROパリの西尾副理事長にご登壇いただく予定です。

  • 開催レポート

 【グローカル・ビジネス・セミナー Vol.20】鷲澤圭氏「4000社超のデータから読み解く日本企業の海外進出動向と成功のポイント」を開催しました。リンクから開催レポートをお読みいただけます。

■プロデュース人材育成講座 (PSRi)

(イノベーションを促進する様々なプロデューサー人材から手法を学ぶセミナーシリーズ。研究・イノベーション学会プロデュース研究分科会と共催)

  • 次回告知

 プロデュース人材育成講座 Vol.10を4月下旬に開催予定です。今回は、交流施設やコミュニティ運営の経験豊富な株式会社STORY コミュニケーションデザイナーの若松悠夏氏にご登壇いただきます。こうご期待ください。

  • 開催レポート

自治体DXをプロデュース〜民間と自治体・市民の幸せな三角関係〜 」を開催しました。リンクから開催レポートをお読みいただけます。

■ZESDA Stand Up LIVE (ZSUL)

(パラレルキャリアで活躍する人材の経験をシェアするセミナー・シリーズ)

  • 次回告知

 【開催日時】3/9(木)20:00〜21:30
 【タイトル】「子育てとパラレルキャリア」
 【登壇者】高橋裕幸(NNA欧州/EMB編集長・ジャーナリスト/NPO法人 ZESDAスタッフ(ロンドン支局長))
 【会場】オンライン 【参加費】無料
 本イベントの詳細・申込はこちらから

  • 開催レポート

 【ZESDA Stand UP LIVE #5】イマムラ タカク氏「10のコミュニティに10人ずつともだちで100人が理想」を開催しました。リンクから開催レポートをお読みいただけます。

3)各プロジェクトの活動報告

■馬路村プロジェクト

(高知県馬路村産柚子の海外展開プロデュース)
 ZESDAが海外展開を支援してきた高知県馬路村にビッグニュースがやってきました!NHKやJA全中、JA都道府県中央会が主催し、日本農業の確立のため、意欲的に経営や技術改革に取り組み、地域社会の発展に貢献している農業者や営農集団を表彰する日本農業賞の大賞を、馬路村農業協同組合が受賞しました。コツコツと柚子づくりを進めて60年。柚子の可能性を信じ、村と農家、関係者の方々が一体となって諦めずに頑張ってきたことが社会に認められた結果と言えます。馬路村の躍進はまだまだ続きます。ZESDAは、柚子の海外展開を本格的に進める第一歩として、タイ王国への輸出に関する企画・研究をサポートしています。

▲未来の豊かな生き方の参考となる取り組みを表彰する「食の架け橋の部」で大賞を受賞!!

ZESDAは昨年から馬路村の柚子(加工品)の海外販売プロジェクトを行っており、「各国料理×馬路村柚子(現地料理に柚子を活用したレシピ開発)」に取り組んでいます。その第一弾として、日本在住のタイ人の方が経営されているタイ料理店「スアンサアン」様の力を借りてオリジナルメニューを開発し、来る3月3日に試食会を開催します(参加申込は締め切らせていただきました)。当日は馬路村農協の方や高知大学の沢村名誉教授にもご参加いただき、地域と一体となってグローカルビジネスでの成功を目指します。

▲昨年11月にはZESDAスタッフによるレシピ研究会を行いました。

 ZESDA馬路村プロジェクトで活躍する松原スタッフが、学内の観光フィールドワーク発表会で優勝しました。これは、城西国際大学が東京都と連携し観光振興への理解促進を目的としたフィールドワークと発表会です。松原さんたちのチームは、下町の柴又に着目し「柴又の観光現状における分析と提案」を発表し、見事優勝しました。確かな知識と実践を基にした地域発展の発表内容は、ZESDAの活動でも生かされています。

 ZESDA馬路村プロジェクトで活躍する松原スタッフは、大学院で観光等を研究する現役院生。大学院で学んだ知識をもとに馬路村プロジェクトを積極的に推進しつつ、そこで得た実践知を自己の学業や研究にフィードバックしています。この成果として、先日、学内で行われたフィールドワーク発表会では斬新な提案や魅力的なプロモーションが高く評価され、見事優勝を果たしました。

■紀南プロジェクト

(和歌山県紀南地域のプロデュース)
 昨年10月に開催された、紀南の地域資源である柑橘をテーマとしたアートプロジェクト「みかんコレクティブ」の実施報告書が公表になりました。このアートプロジェクトは、蜜柑について考え、協働する機会を、農家、アーティスト、デザイナー、キュレーター、研究者たちとつくる活動です。植物の生態に実践と感覚によって接近し、「みかん」を切り口にアーティストや研究者たちが見つけ出したコスモロジーにぜひ触れてみてください。

▲テーマ「実り/果実を巡る旅

▲テーマ「菌と共生/菌根ネットワーク

▲テーマ「土と根/見えない根を探る

▲テーマ「みかん神話

■奄美プロジェクト

(鹿児島県奄美大島地域をプロデュース)
 ZESDA元理事の林あすかさんとご一家が手がけるバニラビーンズ事業の国内・海外展開を目指し、バニラビーンズを使用したメニュー開発に取り組んでいます。バニラエクストラクトやバニラバター、バニラシュガーを使ったフレンチトーストやカヌレ、ワッフル、クッキー、アイスなどをつくりSNSで発信しています。

▲SNSを参考に、皆様もお試しください!

■SUKURA COLLECTIONプロジェクト  

 (日本の伝統と海外のクリエーターを繋ぐデザインアワードの支援)
 昨年、ニューヨークと千葉で大成功を収めた「SUKURA COLLECTION」が、2023年のNY開催に向け始動しました。去る2023年2月16日に、ZESDAのプロジェクトスタッフがSUKURA COLLECTION代表理事の田畑則子氏と今年度のNY開催に向け、支援内容を検討するミーティングを実施しました。

4) 関連団体の活動情報等

■小川製作所

 第5回PSRiものづくり三代目が日本経済の「ファクト」を毎日ツイートする理由~経済統計(ファクト)で確認する日本経済の現在地と課題~にご登壇いただいた小川製作所さんは、確かなデータ分析によって日本経済の実態を日々発信しています。最新記事をお届けします。

■野口農園

 『グローカルビジネスのすすめ(紫洲書院)』の著者のひとり野口憲一さんが、米国への蓮根の販売を再開しました。その商流再構築をZESDAが支援しました。

■8PEACE

 Stand UP LIVE #6でご登壇いただいた8PEACE様が世界に誇る日本の匠の技と美をあわせ持つアーティストを選定・ディレクションし、椿山荘東京内にあるN2クリニック ホテル椿山荘東京院のショーケースにて展示販売を開始致しました。

■連載「現役官僚のニューヨーク駐在日記」

 ZESDAスタッフでNY駐在中の現役官僚が「中の人」ならではの視点で日米の行政・社会構造を比較分析していく「現役官僚のニューヨーク駐在日記」連載記事です。今回は、ニューヨークひいてはアメリカ社会で大きな存在感をもつユダヤ系の人々について。彼らの力の源泉は何なのか、橘さんならではの分析を行い、日本の経済状況との比較から見えてくることについて解説します。
橘宏樹『現役官僚のニューヨーク駐在日記 第7話 「分断」から「瓦解」へー変質する民主主義の危機~中間選挙を読み解く3つの視座~』

5)ZESDAの提供サービス等

ZESDAパラレルキャリア・コンサルティング・サービス【有料】

 2012年の創設以来、多くのパラレルキャリア活動を通して培われた独自のワークシートを用いて、あなたに合ったパラレルキャリア探しのご相談に応じます。

■ZESDAの情報発信

■ZESDAの出版書籍等

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