春蘭の里 イタリア人田植え体験

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石川支部の野崎です。

先月、4年弱のロンドン生活を終え日本に帰国しました。帰国してからは、金沢を拠点に東京、筑波、横浜、能登、岡山、京都などを周っています。言うまでもなく自分が渡英した2014年と比べ、遥かに地方創生の事例も増え、外国人の割合が増加し、グローカリゼーションが益々日本にとって重要な意味を持ってきているように感じています。

イタリアの方々に春蘭の里での田植え体験をガイド

さて、5月上旬にZESDAホームページ経由で訪れたイタリア人の方々が、春蘭の里で田植え体験をするとの連絡を、外国人取次業務グループ(瀬崎さん、石川さん、佐山さん)より受けて、通訳などのお手伝いも兼ね、撮影に行ってきました。

夜に春蘭の里に到着するなり、多田喜一郎さんが体育館にいき、保存してある神輿の説明。その後、夕食ではご夫妻とともに、イタリアの方々へ春蘭の里と輪島塗の歴史や漆器の文化的背景を伝え、採れたての山菜料理とともにお酒を楽しみました。

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浴衣を着たお二人。到着の夜、能登の山菜料理とお酒をお楽しみいただきました

翌日は、電動自転車で春蘭の宿から約4キロ離れた田んぼまでサイクリングで向かいます。ちなみにこのサイクリングで使った電動自転車は、ZESDAで「いしかわ魅力”再発見”コンテスト」の計画書の策定支援を行い、採択され購入されました。
www.ishikawa-saihakken.jp

 

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そして、いよいよメインイベントの田植え。まずは作業服に着替え、多田さんから簡単なレクチャーを受けた後、苗を受け取り黙々と作業を開始。慣れない田んぼの中で、労働をするのは大変だな〜と思って見ていましたが、作業後はとても清々しい様子でした。「泥の中に入り、手を自然の中に入れ作業することはすごくリラックス効果があって、日本の文化も体験できて素晴らしい経験だった!サイクリングもすごく楽しかった!」とのこと。地元の人も、「外国の方が田植えを手伝ってくれて助かりました。」とのことで、お互いにとって満足の行く様子でした。

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海外の人に新しい体験としての価値を提供していることを実感

日本人にとっては当たり前にこなしてきたことも、海外の方には全く違う文脈となり、新しい体験として価値になっていくのだと改めて感じた瞬間でした。こういった日本の体験を英語でガイドをし、文化的な背景含め伝えられると、旅行客の満足度も上がり、体験料も払っていただきやすくなるのかと思います。地域にとって、もっとやれることがあるなと思う、勉強になることばかりでした。皆さんもぜひ、また春蘭の里へ足を運んで、色々な体験をされてみてください!

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出演者の好意のご協力もあり、簡単にですが、イベントの映像も作成することができましたので、お時間許されましたらご覧ください。