【ZESDA通信Vol.44(2026年8月号)】馬路村の夏を世界へ。英語セルフガイドマップ「ゆずの村巡り」と動画制作を推進

タグ: , , , ,

1)トップニュース

■馬路村の夏を世界へ。英語セルフガイドマップ「ゆずの村巡り」と動画制作を推進

ZESDAの馬路村プロジェクトは、YouTuberのMaigoMikaさんとの共同企画第4弾として、海外から訪れる個人旅行者向けの英語セルフガイドマップ「ゆずの村巡り」とYouTube動画の制作を進めています。8月には、制作に向けた現地取材と撮影のため、2泊3日で高知県馬路村を訪問しました。

今回の企画は、動画で馬路村に関心を持った旅行者が、実際に村を訪れ、マップを手に徒歩や自転車で村内を周遊できる流れをつくるものです。現地では、森林鉄道のトンネル、川辺での水遊び、サイクリング、温泉、食など、馬路村ならではの夏の魅力を撮影しました。竹田シニアプロデューサーが、コーディネーターとしてMaigoMikaさんと地域の皆さまの間に入り、内容の整理、撮影場所の選定、マップ制作への提案を担いました。

▲制作中のマップを確認

ガイドマップには来村者向けアンケートのQRコードを掲載し、馬路村を知ったきっかけや、村内で楽しかった体験、今後必要な受け入れ環境などの声を継続的に集める予定です。情報発信にとどまらず、来村後の滞在・周遊と、その後の受け入れ環境の改善までを一体で設計する取組です。動画の公開とガイドマップの完成は9月中旬を予定しています。ZESDAは、地域の魅力を海外へ伝え、持続的な来訪につなげる仕組みづくりを引き続き推進します。

2)ZESDA主催のイベント情報

■グローカル・ビジネス・セミナー(GLBS)

地方の中小企業の海外進出の事例を研究するセミナーシリーズ。明治大学奥山雅之研究室と共催しています。

・開催レポート


8月5日に、グローカル・ビジネス・セミナーVol.35「シンガポールの“今”から考える海外販路開拓」を開催しました。自治体国際化協会シンガポール事務所の佐山誠士さんを講師に迎え、シンガポールの現状から、地方企業が海外へ価値を届け、選ばれる関係をつくるために必要な視点を伺いました。

講演動画はこちら »

・過去の講演動画

グローカルビジネスセミナーの過去の講演動画リストはこちら »

■プロデュース人材育成講座 (PSRi)

イノベーションを促進する様々なプロデューサー人材から手法を学ぶセミナーシリーズ。研究・イノベーション学会プロデュース研究分科会と共催しています。

・次回予告

日 時:2026年9月16日(水)19:00~21:00
会 場:Tokyo Innovation Base(TiB)1F SQUARE-1
講 師:桜庭 大輔(さくらば だいすけ) NPO法人ZESDA代表
プロデュース人材育成講座Vol.17では、NPO法人ZESDA代表の桜庭大輔が、「ニューヨークのイノベーション・プロデュース【前編】 〜事例から考える日本の課題の克服方法〜」をテーマにお話しします。

・参加申し込みはこちら »

日 時:2026年10月2日(金)19:00~21:00
会 場:Tokyo Innovation Base(TiB)1F SQUARE-2
講 師:
メインスピーカー 吉平 健治(よしひら けんじ) Senior Program Manager, Center for Innovation Strategy and Policy, SRI International
パネリスト Roland Stephen Executive Director, Center for Innovation Strategy and Policy, SRI International
Douglas Wicks Director of ASCENT, Renaissance Philanthropy
モデレーター 桜庭 大輔(さくらば だいすけ) NPO法人ZESDA代表/研究・イノベーション学会プロデュース研究分科会共同主査
プロデュース人材育成講座Vol.18では、SRI International、Senior Program Managerの吉平健治氏をメイン講師に迎え、「ニューヨークのイノベーション・プロデュース【後編】~日本の技術を世界のエコシステムにつなぐ~」をテーマにお話しいただきます。さらに、Roland Stephen氏、Douglas Wicks氏を迎え、米国のイノベーション政策、研究開発プログラム、技術の事業化をめぐる現場から議論を深めます。司会はNPO法人ZESDA代表の桜庭大輔が務めます。

・参加申し込みはこちら »

・過去の講演動画

プロデュース人材育成講座の過去の講演動画リストはこちら »

■ZESDA Stand Up LIVE (ZSUL)

パラレルキャリアで活躍する人材の経験をシェアするセミナーシリーズ。

・次回予告

詳細が決まり次第ご案内します。

・過去の講演動画

ZESDA Stand Up LIVEの過去の講演動画リストはこちら »

3)各プロジェクトの活動報告

ZESDAは、日本各地でグローカルビジネス(地方の中小企業等の海外進出)をプロデュースしています。各プロジェクトの活動情報をご報告します。

春蘭の里プロジェクト(石川県能登地域の地方創生プロデュース)

・果樹関連展示会で、能登町・ひらみゆき農園の商品を紹介

能登町のブルーベリー生産者であるひらみゆき農園が、8月7日に東京都内で開催された果樹関連の展示会「FRUITS EXHIBITION 2026」に出展しました。ひらみゆき農園は、ZESDAが支援する春蘭の里プロジェクトを通じてご縁が続くブルーベリー生産者です。当日はZESDAの瀬崎理事が出展サポートとして参加し、商品の魅力発信を後押ししました。会場では来場者から複数の引き合いが寄せられ、今後の商談展開につながる確かな手応えを得る機会となりました。

▲ひらみゆき農園の商品を紹介する瀬崎理事

・海外からの新婚旅行客を春蘭の里へ。英語での丁寧な受け入れ対応が予約につながる

ZESDAが支援を続ける石川県能登町の「春蘭の里」で、海外から訪れる新婚旅行客2名の受け入れ準備が進んでいます。
春蘭の里では以前、海外からの誘客を見据え、ZESDAの支援のもと英語のホームページを開設していました。今回の旅行者は、地域住民との温かい交流や日本の農村の日常、そして秋の豊かな自然体験を希望して連絡を寄せてくださいました。

窓口となった春蘭の里事務局の萬さんは、英語で細やかな要望を丁寧にヒアリングし、宿泊先や食事、送迎、アクティビティの調整を進めました。宿泊先は代表の多田さんご一家が営む「春蘭の宿」に決定。能登空港からの送迎や1泊2食付きの宿泊に加え、季節や天候に合わせたキノコ狩り、漁業体験、郷土料理づくりといった魅力的な滞在プランを提案したところ、複数回のやり取りを経て正式な予約へとつながりました。

過去に構築した発信基盤がきっかけとなり、訪日客の「地域の暮らしを体験したい」という想いを、現地の担い手とともに具体的な滞在計画へと結びつけた好事例です。ZESDAは今後も、地域の方々が無理なく持続的に訪日客を受け入れられるよう、春蘭の里の取り組みを伴走支援してまいります。

奄美プロジェクト(鹿児島県奄美大島地域をプロデュース)

・奄美大島産バニラビーンズ、商品化へ


奄美大島で育てたバニラビーンズが、香りを引き出す成熟工程を経て、いよいよ商品化に向けた出荷を始めました。今年は収量が少なく、本格販売は来年以降となる見込みですが、島外のパティシエをはじめ、多くのバニラユーザーから「すぐに使いたい」と高い評価をいただいています。

一方、今年の台風では、農園の遮光シートを張ったハウスが被害を受けました。幸い植物は無事でしたが、安定供給に向けては、まだ乗り越えるべき課題があります。それでも、奄美に新しい産業を生み出すために、一歩ずつ前へ。奄美産バニラの香りと品質をさらに磨きながら、本格販売と安定供給を目指して取り組んでいきます。

アクアリピュアプロジェクト

・熊本の被災地へ届けたアクアリピュアが、必要とする方々の手元に

前号でご紹介した、熊本の被災地へのアクアリピュア300個の支援について、一般社団法人おもやいを通じて、必要とする方々に届いたとの報告がありました。

現地からは、水道が復旧した家庭でも、まだ茶色く濁った水しか出ない状況が報告されています。被災者からの「ぜひ使ってみたい」という声を受け、現地の支援者からお渡しいただきました。アクアリピュアプロジェクトとおもやい、そして現地の支援者との連携が、必要とする方々への物資の提供につながりました。

▲一般社団法人おもやいを通じて、必要とする方々へアクアリピュアを提供


ZESDAロサンゼルス支局

・ロサンゼルスでの熊本支援チャリティイベントに協力

南加熊本県人会と現地のフラメンコ団体が中心となり、熊本の被災地を支援するチャリティイベントが8月9日にロサンゼルスで開催されました。ロサンゼルス支局長の堀井が運営を手伝い、ZESDAとしても寄付を行いました。

寄付金は25,000ドル以上となり、熊本へ直接届ける準備が進められました。今回は、東日本大震災の支援をきっかけにチャリティ活動を続けてきた現地団体とともに、ロサンゼルスから熊本への支援に取り組みました。

▲チャリティイベントの集合写真

ZESDAスタッフの活躍

・ニューヨークで抹茶の国際フォーラムを開催へ。ZESDAも取組を支援


西川理事が参加する一般社団法人International Matcha Association(IMA)が、9月20日から27日に実施されるClimate Week NYCの期間中に、ニューヨークで「International Matcha Cupping Forum」を開催します。抹茶の多様性を味わい、語る場を設け、国際的な評価のあり方を検討する取組です。

同法人は、抹茶の品質基準やグレーディングに関する調査・研究などに取り組んでいます。ZESDAもこの取組を支援し、日本の食文化を世界へ伝えながら、国境を越えて共通の評価基盤をつくる挑戦を後押しします。

・西川理事が「現状の外のゴール」を探るコーチングに取り組む

西川理事が、人生のゴールを見つめ直すコーチングの実践に取り組んでいます。現在、Mindset Coaching Academy(MCA)で学びながら、人数限定の有償モニターセッションを実施しています。

セッションでは、これまでの経験や無意識の前提を対話によって掘り下げ、自分自身が本当に望むことを探ります。現在の仕事や能力の延長線上で考えるのではなく、仕事領域における「現状の外のゴール」を設定することを目指しています。

4)関連団体の活動情報等

■8PEACEがYouTubeシリーズを開始。ものづくりの原点と「Soul Craft」への思いを発信


ZESDAとともにGlocal Collaborationプロジェクトを推進する8PEACEが、YouTubeチャンネルで「8PEACE Story Episode 1」を公開しました。第1回では、代表の八木氏が8PEACEを始めた原点と、作り手と使い手の思いが循環し、使い続けるほど価値が育つものづくり「Soul Craft」について語っています。

日本の伝統工芸と海外をつなぐ8PEACEの活動。その背景にある思いやものづくりの原点を、ぜひ動画でご覧ください。

■江口直樹シェフが「中東×和食」の特別コースを提供する食事会を開催


馬路村プロジェクトでもご協力いただいている江口直樹シェフが、9月29日に東京・竹ノ塚の「懐石料理 紀仙」で、オマーンをテーマにした一夜限りの特別な食事会を開催します。在スロバキア日本国大使館の元公邸料理人で、現在はオマーンと日本を拠点に活動する江口直樹シェフが、オマーンの食材や食文化を日本の懐石料理の技法で表現します。ZESDAも共催として参加します。

■鷹鳥屋氏がCIC Tokyoに登壇。馬路村ゆずの中東プロモーションを紹介

第12回GLBS「中東で一番有名な日本人”が語るグローカリゼーション」にご登壇いただいた鷹鳥屋明氏が、CIC Tokyoのトークイベント「変わる中東を、どう見るか – ニュースでは見えない現地のリアルとこれからの可能性」に登壇しました。現地での経験をもとにした中東の暮らしやビジネスの解説にあわせて、これまで携わった仕事の一つとして、馬路村ゆずのプロモーション活動を紹介しました。
質疑応答では、中東での抹茶や和牛の人気、日本の食品・外食ブランドの進出などにも話題が広がりました。馬路村の取組を新たな参加者に知っていただくとともに、日本の地域産品を海外へ届ける際の市場動向に触れる機会となりました。

5)ZESDAの提供サービス等

■賛助会員制度

ZESDAの活動を財政面から支え、ともに未来をつくる仲間が「賛助会員」です。発足以来、続々と新たな会員が加わっています。賛助会員には、ZESDAの「コネ」「チエ」を活用した人材紹介・助言、活動情報や協業機会の優先案内などをご用意しています。ぜひ、ZESDAの挑戦を応援してください。

お問い合わせ、申し込みはこちら »

■ZESDAパラレルキャリア・コンサルティング・サービス【有料】

2012年の創設以来、ZESDAでは多種多様なスタッフがパラレルキャリア活動を展開してきました。組織が蓄積してきた経験を基に開発された独自のワークシートを用いて、あなたに合ったパラレルキャリア探しのご相談に応じます。

ご相談は上の画像をクリックいただくか、こちら »からお申し込みください。

■【世界難関大合格】現役官僚が教える留学対策講座~戦略から英語勉強法まで~(講師:橘宏樹)


オックスフォード大学、ケンブリッジ大学、ハーバード大学、コロンビア大学など、数々の名門大学への合格実績を誇る講座です。履歴書・志望動機書・推薦状の書き方や英語の勉強法はもちろんのこと、欧米エリートの文化や哲学に関する深い理解に基づいた、独自のTipsを伝授する人気の講座です。動画視聴料は2000円です。
動画視聴をご希望される方は上の画像をクリックいただくか、こちらからお申し込みください。

■ZESDAの出版書籍等

普通のビジネスパーソンが「普通でなくなる」マインドと技術を伝授!『新版プロデューサーシップのすすめ』〜紫州書院〜好評発売中!会共著)

ZESDAが提唱する日本型のイノベーション手法「プロデューサーシップ®」。その理論の下に16の事例を体系的にまとめた「プロデューサーシップのすすめ」が、新規載録を加えて装丁も新たに、さらにお求めやすい価格で新版をリリースしました!Kindle版もあり、Unlimited(読み放題)にも加入しています!ぜひぜひお読みください!

▲イノベーティブな環境を作り出すマインドと技術。それが「プロデューサーシップ®」

ご購入は ↓

・電子版(1250円)はこちらから
https://www.amazon.co.jp/dp/B0C76V1YFN/
・紙書籍版(1980円)はこちらから
https://www.amazon.co.jp/dp/4909896104/

・紹介記事も続々!!



■ZESDAの情報発信

■ZESDAへの各種ご相談などお問い合わせはこちらまで。