【研究・イノベーション学会&NPO法人ZESDA共催】 「第2回 プロデューサーシップ論講座 ~プロデュースの理論と実践~」のご案内 12月21日(水)18:30~@政策研究大学院大学

タグ: ,

この度、当団体は「研究・イノベーション学会(http://jsrpim.jp/wp)」内の「イノベーション・フロンティア 分科会」とともに「“個人・若者・女性の活躍時代” プロデューサーシップ論講座を、共同運営させていただくこととなりました。
今後3年にわたり2か月に一度の勉強会開催を目途に活動して参ります。

同講座は、主に下記2つの問題意識から運営して参ります。ひとつは、

「①産学連携(科学技術の研究成果を事業に活かすこと )の真の実現」です。

産学連携には成功事例もあれば失敗事例もあります。

大学に死蔵する知や技術が、ビジネス界において真に用いられるようにするには、何が障害になっているのでしょうか。これを取り除くには、誰がどうすればよいのでしょうか。
これを究明するべく、大学が貢献するべく取り組んできた、多くの事例を多様な産業分野から取り上げ、忌憚ない議論に付し、成功と失敗それぞれの要因を真摯に分析して 参りたいと考えております。

もうひとつは、

「②プロデューサーとは、プロデュースとは何か( 「プロデューサーシップ論」の探究)」 です。

今日、起業家の精神や方法論を説く「アントレプレナーシップ論」が多くの場で議論されており、日本のイノベーションを促進する上で重要な役割を果たしています。
他方で、海外の論壇では、2000年代に入って以来、起業家に、カネ(資金)・コネ(人脈)・チエ(情報・ノウハウ)を提供することで、彼らのブレイクスルーを陰日向で導く様々な「カタリスト(媒介者 )」達の存在にもスポットが当たり始めています。
起業家だけではなく、起業家の成功を「プロデュース」する多種多 様なカタリスト達が果たす役割を整理することは、イノベーションを持続的に生産するエコ・システムの全体設計や日 本の産学(官)連携のあるべき姿を考察する上でも重要でありましょう。
そこで、当講座の事例報告においては、成功したイノベーターによ る報告に偏らず、イノベーターの成功をサポートしてきた人々の活躍・機能についても議論・検討して参ります。

ついては、下記要領にて、次回の講座を開催いたしますので、ご参集いただけましたら幸甚に存じます。
どうぞよろしくお願いいたします。

“個人・若者・女性の活躍時代” 第2回 プロデューサーシップ論講座

~ プロデュースの理論と実践~

【開催趣旨】

IOT、人工知能の研究・技術開発の応用が急速に進んでいる中、日本やグローバル世界の経済・産業・生活構造は想定を超えるスピードで変革しており、これまで日本の中小企業を支えてきたサプライチェーンは崩れ、研究開発~事業化・生産~市場化までの時間と プロセスが大きく変化しつつあります。こうした状況下、変化に対応出来ない企業や大学は存続が危ぶまれ る危機に直面しています。

今後とも平和で豊かな国や地域の発展を持続するためには、多くの人材がイノベーション気質を備え、チャレンジできる社会構造にすることが求められています。

「望む社会を目指して具体的なミッションをもち、そのミッション を実現するため、必要な人材と連携・融合しつつ、現状の課題から出発し、実現していく手法を備えたプロデユース人材」の必要性・重要性が増しています。

当講座では、こうした危機意識・目的意識をもつ産学官民の方々と 講演・ワークショップを重ねる中で、「プロデューサーのあり方研究」と世代を超えて「プロデューサー人材の知見と経験の伝授」、「お互いに協創出来る人財のネットワーク化」を目指します。

【詳細】

■日時:2016年12月21日(水)18:30~20:30 (受付18:15~)

■場所:政策研究大学院大学 4階研究会室 4A

〒106-8677 東京都港区六本木7-22-1
http://www.grips.ac.jp/jp/about/access/

都営大江戸線六本木駅 徒歩5分

東京メトロ日比谷線六本木駅 徒歩10分

東京メトロ千代田線乃木坂駅 徒歩6分

■参加費(資料代):

会員:無料 一般(非会員):1000円 学生(非会員):500円

■懇親会 20:30~ (場所:同会場 参加費:1500円)

■お申し込みは「こくちーずPRO」よりご登録をお願いいたしま す。

http://www.kokuchpro.com/event/producership_2/

※講座参加費(資料代)、懇親会参加費は当日受付にてお支払いを お願いいたします。

【プログラム・講師ご紹介】 

講演1:18:30~19:15 「総合戦略から実践へ」

講師:ローカルファースト研究所 所長 関 幸子 氏
1980年三鷹市役所入庁。図書館、企画、経済課を歴任。

1999年中心市街地活性化法に基づく、TMO、 株式会社まちづくり三鷹設立に従事。公設公営のSOHOインキュ ベーション施設「三鷹産業プラザ」等4つの施設を整備。 三鷹電子商店街、三鷹光ワークス等のプロジェクトに取り組む。

2007年三鷹市役所退職 秋葉原タウンマネージメント株式会社 専務取締役就任。秋葉原の観光及び活性化に取り組む。

2009年地域活性化のためのまちづくり会社「株式会社ローカル ファースト研究所」設立。日本酒のブランディング、墨田区産業振 興計画などの策定。

2011年から一般社団法人震災復興ワークス設立。岩手県大槌町 、宮城県石巻市、福島県南相馬市の支援を行う。

2012年墨田区産業ビジョン策定支援。2013年石巻市中心市 街地活性化基本計画策定支援、那覇市人材育成塾。

2014年那覇市中心市街地活性化計画策定支援。

講演2:19:15~20:00 「イノベーションを導く『カタリスト』と『プロデュース理論』について」

講師:NPO法人ZESDA代表 桜庭 大輔 

1980年生。言論NPO等を経て、2009年より官公庁勤務。 NPO法人ZESDA 代表。

一般社団法人企業間フューチャーセンター監事。政策分析ネットワ ーク評議員。

政策過程研究機構理事等。イノベーションを導く「カタリスト」 と「プロデュース理論」について研究中。

東京大学法学部卒。東京大学法学政治学研究科修士課程(国際政治 専攻)修了。

LSE修士課程(MSc in Regulation)修了。Oxford修士課程(MSc in Modern Japanese Studies)修了。

・フリーディスカッション:20:00~20:30

・懇親会 20:30~(同会場)

※お申込みに関する問い合わせはZESDA事務局(zesda. info@gmail.com)までご連絡ください。

※「プロデューサーシップ®」はNPO法人ZESDAの登録商標 です。

※当日のプログラムなどは予告なく変更になる場合がございます、 あらかじめご了承ください。

共催:研究・イノベーション学会「イノベーションフロンティア分 科会」http://jsrpim.jp/wp

(「地域イノベーションエコシステム」サブ分科会、「イノベーシ ョンを生む構造とプロセス」サブ分科会)

共催:NPO法人ZESDA(日本経済システムデザイン研究会) http://zesda.jp/

以上

f:id:ZESDA:20161124112241j:plainf:id:ZESDA:20161012184547j:plain