6/11(土)第20回ZESDAプロデュース・カレッジ 開催報告

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NPO法人ZESDAより、6/11(土)に第20回プロデュース・カレッジ「プロデューサーシップ実践トレーニング第2弾〜プロデューサーに必要な巻き込み力〜」を開催いたしましたのでご報告させていただきます。

今回は経済産業省出身、電気通信大学客員教授・地域活性化伝道師の久野美和子氏をお招きし、現在8つの肩書きをお持ちという活力溢れる豊富なご経験を元に、プロデューサーに不可欠な「巻き込み力」についてお話し頂きました!

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31名の方にご参加頂き、講師のハツラツとした雰囲気に影響され笑いも起こりながらの楽しいイベントとなりました。

久野氏が目まぐるしい日々の中でたくさんの仕事を手がける背景には、「体だけでなく心も健康にいたい。生き物の平等が認められる社会にして行きたい」という想いがあると言います。
その想いの実現のために行動する中で、たくさんの事業や人と関わり、講師自身も驚くほどたくさんのネットワークをお持ちになっています。

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自分一人が行動するのではなく周囲を巻き込んで、得意分野を持つ人に協力してもらうことが大切。

「人間の中にはハブとなる、周囲とのネットワークが特に強い人が必ずいる」
「誰と組めばいいのか見極める(同質の人間ではなく多様な組み合わせ、価値観は合わないといけない)」
といった視点も重要で、久野氏がこれまで意識してきた点だと言います。

プロデューサーに必要な要素として挙げられたのは
・イノベーションを起こす為の環境整備が出来る人。
・ヒト・モノ・カネのマネジメントが出来る人。
・組織のマネジメント力や戦略を立てつつ軌道修正しながらミッションにつなげていく力。
・前向きに考えられる積極的思考、旺盛な好奇心、発想力、エネルギー。
・勇気と決断力、信用力、実践からの学習力。リーダーシップ  等々。

人が「巻き込まれる」プロセスとしては、従来
①一握りの発案者の発生
②全体の3〜4割の人の「いいね、やってみよう」という共感(ここまでが大変)
③以降は6〜7割に至るまでは自然についてくる
という流れが一般的でした。

このモデルはIoT時代の到来と共に崩れる可能性があり、
「今後の新モデル(どうなるか分からない世の中の変化)にも期待しましょう」というポジティブなご意見でした。

ワークショップでは「周囲を巻き込んでミッションを達成するプロセスを考える」ことを目標に
参加者が社会で実現したいビジョン、それぞれが貢献できる経験、知識、スキルなどについて情報交換しました。

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参加者同士でビジョンを組み合わせて新しいビジョンを創造した例、
意見を交換する中でビジョンやプロセスが変化していった例など
互いに巻き込み、巻き込まれる中で新しい化学反応やたくさんのアイデアが生まれました。

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<具体的な事業アイデア>
・リラクゼーションヒルズの開設
・サッカー婚活、地方の少子化防止
・地域のブランド創生、クラウドファンディング
・空間創造による街の活性化
・学べる温泉、働く温泉
・日本文化で外貨獲得

前のめりにディスカッションする参加者の姿も印象的で、久野氏からも発表内容に対し「新しいけれど今にも実現しそうな、具体的なアイデアばかり!」という熱い講評をいただきました。

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その後の懇親会は、アットホームな雰囲気の中、大変有意義な情報交換の場となりました。

今後もZESDAは今回のカレッジのような様々なイベント・活動を開催してまいりますので、応援のほど、何卒よろしくお願いいたします。

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