【ZESDA通信Vol.10(2023年7月号)】瀬崎理事が「第19回オーライ!ニッポン大賞ライフスタイル賞」を受賞!

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1) トップニュース

■ 瀬崎理事が「第19回オーライ!ニッポン大賞ライフスタイル賞」を受賞!

ZESDAは、石川県奥能登の農家民宿群「春蘭の里」を支援する『春蘭の里プロジェクト』を6年前から実施しています。この度、同プロジェクトのリーダーを務める瀬崎理事が、都市と農山漁村の間の往来を盛んにすることで日本を元気にすることを目指す「オーライ!ニッポン会議」((一財)都市農山漁村交流活性化機構主催)から、「第19回 オーライ!ニッポン大賞ライフスタイル賞」を受賞しました!

▲オーライ!ニッポン会議代表の養老孟司氏と記念撮影。右が瀬崎理事。

 都内の金融機関に勤務していた瀬崎理事は、6年前に初めて「春蘭の里プロジェクト」に参加した際、能登の人々の心の温かさや、キノコやブリなどの極上の食材、古民家の伝統建築の美しさ等、里山里海の文化に魅了されたことをきっかけに、これらの文化資源を後世に残すべきだと発奮。このプロジェクトでの活動を本格化させていきました。

 能登への定期訪問を繰り返し、地域の文化資源と都内勤務の会社員のビジネススキルやネットワークを活用して、春蘭の里への集客・資金集め・運営支援等を実施。能登町役場等とも連携して、都内サラリーマン向けのパラレルキャリア研修も継続的に実施してきました。

 今回、瀬崎理事の”サラリーマンが都内で蓄積したコネ・チエを地方に注いで活性化をもたらすことを通じて、自身のパラレルキャリアを開拓した実績”が高く評価され、受賞に繋がりました。副業を解禁する企業も増える昨今、本業以外にやりがいを求める人々にとって、瀬崎理事の取り組みは一つの指針となるものと確信しています。

 瀬崎理事からコメント「能登、ひいてはZESDAとの出会いをきっかけに自分のキャリアを”勤め人”の枠外まで飛躍させることが出来ました。大変なこともあったけど、ここまで到達させてくれた周りの支えになにより感謝しています。」

▲「オーライ!ニッポン」は、都市と農山漁村の間の往来(おうらい)を盛んにすることで日本を元気(All right)にしようという国民運動です。

2) ZESDA主催のイベント情報

■ グローカル・ビジネス・セミナー(GLBS)

(地方の中小企業の海外進出の事例を研究するセミナーシリーズ。明治大学奥山雅之研究室と共催)
グローカルビジネスで広く世界をみてみよう|#25 Expand the World|明治大学 政治経済学部(YouTube 5分52秒)

  • 次回告知

詳細が決まり次第ご案内します。

  • 開催レポート

 去る7月12日、【グローカル・ビジネス・セミナー Vol.24】菱沼貿易株式会社 代表取締役 菱沼一郎氏「ライブコマースのポテンシャル」を開催しました。

講演動画はこちらからご覧いただけます。

■ プロデュース人材育成講座 (PSRi)

(イノベーションを促進する様々なプロデューサー人材から手法を学ぶセミナーシリーズ。研究・イノベーション学会プロデュース研究分科会と共催)

  • 次回告知

詳細が決まり次第ご案内します。

  • 開催レポート

 去る4月28日、【プロデュース人材育成講座 Vol.10】株式会社STORY コミュニケーションデザイナー 若松悠夏氏「場のプロデュース〜コミュニティ運営のその先へ〜」を開催しました。

講演動画はこちらからご覧いただけます。

■ ZESDA Stand Up LIVE (ZSUL)

(パラレルキャリアで活躍する人材の経験をシェアするセミナー・シリーズ)

  • 次回告知

 詳細が決まり次第ご案内します。

  • 開催レポート

 去る3月9日、【ZESDA Stand UP LIVE #8】高橋裕幸氏「子育てとパラレルキャリア」を開催しました。

講演動画はこちらからご覧いただけます。

3) 各プロジェクトの活動報告

 NPO法人ZESDAは、日本各地でグローカルビジネス(地方の中小企業等の海外進出)をプロデュースしています。各プロジェクトの活動情報をご報告します。

「アクアリピュア」プロジェクト
(浄水剤のリブランディングのプロデュース)

  • アクアリピュア無料モニター募集キャンペーン開始のお知らせ(お申込み期間終了)

 夏から秋にかけては、台風や豪雨などの風水害が多く発生します。そういった災害に対する日頃の備えとして浄水剤アクアリピュアを多くの方に知っていただきたく、無料モニターの募集キャンペーンを開始しました。

 お申込み期間は終了しました。

無料モニターお申込みページはこちら >>

  • 「ぼうさいこくたい2023」に出展します。

 2023年9月に開催される「ぼうさいこくたい2023」(主催:防災推進国民大会2023実行委員会〈内閣府・防災推進協議会・防災推進国民会議〉、協力:神奈川県・横浜市・横浜国立大学)に、オンラインでのプレゼンテーション形式で出展することが決まりました。現地に来場いただかなくても無料でご視聴いただけます。

■ 佐野プロジェクト
(栃木県佐野地区のプロデュース)

 かつて栃木県佐野市を代表とする産業として隆盛を誇った「佐野藍」の復活をはじめ、佐野地域全体をプロデュースするZESDAの『佐野プロジェクト』は、これまで一般社団法人SUKURA COLLECTIONとコラボレーションを図り、フィラデルフィアやニューヨーク、千葉で佐野藍のPR活動を行ってきました。

▲佐野藍正藍染×イタリア人デザイナーによる作品を各地で披露

 また、今年6月には同プロジェクトのリーダーを担う佐山シニアプロデューサーの橋渡しで、金子佐野市長と藍染師の大川氏並びに藍農家・藍師の小竹氏を繋ぎ、佐野藍の復活に向けた意見交換を実施しました。
 こうしたZESDAの活動に呼応するかのように、産業別労働組合「UAゼンセン」県支部の組合員の方たちも、藍師小竹さんの畑で行われた「藍草」の刈り取り作業にボランティアとして参加するなど、佐野の藍染め復興は盛り上がりをみせています。

▲100年の時を超え、地元の産業の復活を目指して佐野の街の人々は今、故郷の誇りを育んでいます。

 ZESDA公式サイト内「佐野プロジェクト」ページがリニューアルしました!
 ZESDAが日本各地で進めているプロジェクト概要が端的につかめます。このページを見るとZESDA通信の記事への関心も深まります。ぜひご覧ください!

■ 奄美プロジェクト
 (鹿児島県奄美大島地域をプロデュース)

 ZESDA元理事の林あすかさんとご一家が手がけるバニラビーンズ事業の国内・海外展開を目指す「奄美プロジェクト」。その中心的存在である合同会社AMAMIバリュープロジェクトの林代表が、7月6・7日に放映されたNHKワールド「奄美の伝統文化を撮る」に出演しました。世界に向けて発信された同番組をどうぞ、ご視聴ください。

  • 奄美プロジェクト×NY支局

 ロックフェラー家が創設したAsian Cultural Councilの奨学金を獲得した奄美大島出身の大学生成瀬茉倫氏は、島唄歌手(三線弾き語り)として慶應義塾大学塾長奨励賞をはじめ、国内受賞歴がある本格派ミュージシャンです。現在、ニューヨークで遊学中の成瀬氏へ、ZESDAの桜庭代表が現地ジャズトランペッターの佐々木亮氏を紹介しました。
 ZESDAの強みであるプロデューサーシップを駆使し、奄美大島へのインバウンド需要喚起の活動もしている成瀬氏やNY奄美会等と連携して、ニューヨークから世界へ奄美文化を発信してまいります。

▲2006年からNYで活動されているジャズトランペッターの佐々木亮氏を成瀬茉倫氏に繋ぎました。

■ NY支局

  • 海外の県人会×地方の職人「Global Collaboration」シリーズ始動!

 日本各地には素晴らしい固有の文化や特産品がたくさんあります。また、世界各地には日本の地方出身者の「県人会」が多数存在しており、活発に活動しています。ZESDAは、海外進出を考える故郷の人々と、世界の県人会の人々を効果的に結びつけられれば、グローカルビジネスに繋げられるのではないか、と考え、【ZESDA Stand UP LIVE(無料)】八木温子&市川哲郎「伝統工芸とパラレルキャリア~匠の技を残すために私たちが複業を選んだ理由~」で登壇いただいた8PEACEの八木温子さんと市川哲郎と新プロジェクトを起動しました。

 皮切りは長崎県。8月12日(土)に、長崎県の三川内焼の職人とNY長崎県人会の方々とともに、文化交流・ディスカッションを実施します。今後の展開にご期待ください!

(プレスリリース)
【報道関係各位】三川内焼でNYの生活を彩る工芸品を一緒に創るオンライン・ディスカッション「Global Collaboration」開催(2023年8月12日(土)9時~10時オンライン)NY長崎県人会と長崎の伝統的工芸品三川内焼の響き”愛”「伝統工芸のオープンイノベーションラボ-三川内焼を知り、ニューヨークのライフスタイルを知る- 」

■ 「大使館ツアー」再開! 

 グローカルビジネスの発展を掲げるZESDAは、国内の外国人の方々との「内なる国際交流」も行っています。
 これまでも、各国大使館員を招いた勉強会「大使館ツアー」の開催や、その発展形として、在京の大使館、国際機関や外資系企業の職員、及び市民社会関係者をスピーカーに迎え、国内外の政治・経済・社会問題について英語での議論を通じて理解や問題意識を高める、「Platform for International Policy Dialogue (PIPD)」を開催してきました。(共催:「官民恊働ネットワークCrossover」(中央省庁の若手職員を中心とする異業種間ネットワーク)、協力:株式会社クリックネット、まなび創生ラボ)

Platform for International Policy Dialogue (PIPD)開催記録

 コロナ禍も落ち着いた今、ZESDAは各国の駐日大使館の方々と交流を再開しています。去る7月16日には、在日本アンゴラ大使館員の園田様にお声かけいただき、ZESDAスタッフ6名がブラジル料理パーティーにお邪魔してきました。

 ブラジル・サンパウロに在住されていた日系ブラジル人の園田様お手製の本格ブラジル料理はもちろん、ブラジルでの生活や日系人のありようなど、ブラジル文化を深く知る貴重な時間を過ごせました。

 ZESDAからは御礼に、「ゆず飲料(馬路村PJ)」「紅さんご(焼酎。奄美PJ)」「佐野藍(佐野PJ)」「アクリピュア(アクアリピュアPJ)」など、各プロジェクト地域の名産などをお送りいたしました。
 ZESDAでは、今後もグローカルビジネスを発展させるため、ため、日本国内の外国人の方々と「内なる国際交流」を深めて参ります。

▲馬路村プロジェクトがきっかけで繋がった園田様とのご縁がさらに深まりました。

4) 関連団体の活動情報等

■ 小川製作所

 第5回PSRiものづくり三代目が日本経済の「ファクト」を毎日ツイートする理由~経済統計(ファクト)で確認する日本経済の現在地と課題~にご登壇いただいた小川製作所さんは、確かなデータ分析によって日本経済の実態を日々発信しています。最新記事をお届けします。

■ 連載「現役官僚のニューヨーク駐在日記」

 ZESDAスタッフでNY駐在中の現役官僚が「中の人」ならではの視点で日米の行政・社会構造を比較分析していく「現役官僚のニューヨーク駐在日記」連載記事です。今回は、世界最高峰の研究機関で、日本の「理研」とも共同研究を行っているブルックヘブン国立研究所について紹介します。
 橘宏樹 『現役官僚のニューヨーク駐在日記 第9話 ニューヨークのイノベーションについて(中編)』

5) ZESDAの提供サービス等

ZESDAパラレルキャリア・コンサルティング・サービス【有料】

 2012年の創設以来、ZESDAでは多種多様なスタッフがパラレルキャリア活動を展開してきました。組織が蓄積してきた経験を基に開発された独自のワークシートを用いて、あなたに合ったパラレルキャリア探しのご相談に応じます。

■ ZESDAの情報発信

■ ZESDAの出版書籍等

■ ZESDAへの各種ご相談などお問い合わせはこちらまで。