【プロデュース人材育成講座(無料)】場のプロデュース~コミュニティ運営のその先へ~

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多くの方にお申し込みいただき、ありがとうございました。
第10回「プロデュース人材育成講座」は、株式会社STORY コミュニケーション デザイナーの若松 悠夏(わかまつ ゆか)さんをお招きします。

「プロデュース人材育成講座」について

本講座は、研究・イノベーション学会「プロデュース分科会」とNPO法人ZESDAが共同開催し、多様なプロデュース事例や理論を学習しながら、「気づき」「視点を変え」「考察する」ことによって産学連携を真の成功に導くための推進力を醸成することを目的としています。

2021年以降のシリーズでは、現場における実践知をより立体的に深めていくため、プロデュースする側とされる側の「関係性」に関する研究に踏み込んだ内容となっています。多くの事例に触れることで様々な角度からの知見を得られるよう設計された講座ですので、続けて参加されることをお勧めします。

今回の講座について

社会の変化と「コミュニティ」への期待

大企業とスタートアップのマッチング支援や地域に根ざした新事業創出を目指す産学・自治体連携など、領域の壁を超えて活動を展開する「コミュニティ」の勢いが本格化しています。

ユニークな技術やビジョンをもつ人々が「場」を共有してその多様な発想を取り込み、新たな社会的価値や斬新なソリューションを生みだす ー そうした期待がその大きな理由の一つです。

また近年は産業界だけではなく、ニューノーマルに対応した地域コミュニティやパブリックスペースなど、公共空間としての「場」のあり方にも注目が集まっています。

「場」のマネジメントを支えるアクターは、一般にコミュニティマネージャーやファシリテーター、コーディネーターなどと呼ばれ、状況に応じてメンタリングやコーチングスキルを発揮している方も少なくありません。しかし、コミュニティ運営におけるその役割や資質・ヒューマンスキルは言語化しにくく、方法を誤ればコミュニティは機能せず、同床異夢を引き起こしてしまう危険すらはらんでいます。

人と人をつなぐ、だけではない「場」のプロデュースが持つ可能性とは

効果的な「場」は利便性のよいファシリティに快適なアメニティスペース、ワークショップや対話のチャンスによって生まれるのでしょうか?有効なコニュニティ運営の現場にはどんな共通項があり、それはこれからどう進化してゆくのでしょうか?
対話型AI技術が劇的な進化を見せ、人と人とのコミュニケーションのあり方が大きな転換点を迎えているいま、こうした問いが持つ意味はますます重要になっています。

今回お話を伺う株式会社STORYの若松悠夏さんは、東日本大震災のボランティア活動に参画したことをきっかけに「人や情報を繋げる」役割の重要性に気づき、それ以降、さまざまなスタイルでコミュニケーション・デザインやコミュニティ運営に挑戦してきました。若松さんは、「コミュニティ運営のニーズは増えており、可能性も拡がっている」と感じる一方、「場」の運営に携わるべき人材に必要な資質や行動特性、コミュニティマネージャーとしての経験がキャリア開発の中で持つ意味などについても日々探索を続けています。


今回のプロデュース人材育成講座は、次のような興味がある方におすすめです。

  • 「場」やコニュニティ運営のリアルについて聞いてみたい
  • コミュニティマネジャーに関心があるが何から始めていいか悩んでいる
  • 日々のコミュニティ運営やマネジメント人材獲得に困っている
  • 人とのつながりを今後のキャリアに活かしてみたい

「場」のプロデュースにまつわる若松さんのお話を伺いながら、そのヒントを探って行きます。

登壇者プロフィール

【ゲスト】

若松 悠夏(わかまつ ゆか)

株式会社STORY コミュニケーション デザイナー

1989年東京・新宿生まれ。
大学4年時に東日本大震災のボランティア活動に参加したことで価値観が大きく変わり、大学卒業後は多様なセクターの人に対話の場を提供する活動を行う企業間フューチャーセンターLLPの活動に参画、2013年4月に一般社団法人化し代表理事に就任。ワークショップの企画や設計、実施や運営、ファシリテーションを行う。

2014年1月よりエコッツェリア協会(三菱地所)の交流施設「3×3Labo/3×3Lab Future」に運営事務局/ネットワークコーディネーターとして常駐。会員管理を基本に、人と人や情報を繋げ、ビジネス化を見据えてプロジェクトに昇華させていく役割を担う。

2016年株式会社STORY設立に参画。自身が関わってきた場の運営に係る活動や運営人材育成の仕組み化と事業化、場・イベント・まちづくりの連関性構築を模索中。

2022年より大手町・丸の内・有楽町エリアのオープンイノベーション・プラットフォーム「TMIP」のコミュニティ運営、海外の成長企業が集うシェアオフィス「EGG」の運営管理、スタートアップコミュニティ「The M Cube」のコミュニティ運営(いずれも三菱地所主宰)に携わり、個性豊かなチームメンバーと日々奮闘している。

1児の母。おいしいごはんを食べることと、おいしいお酒を呑むことが好き。

参考URL:

【モデレーター】

大野 秀敏(おおの ひでとし)

横浜国立大学 総合学術高等研究院 特任助教

慶應義塾大学大学院SFC政策メディア研究科修了。
大手精密機械メーカー入社後、商品企画開発・プロダクトマーケティング担当として海外パートナーとの共同プロジェクトを多数経験し、チーム活動の楽しさや絶望・感動を何度も味わう。プロダクト統括マネジャー、システム開発部門長を歴任後、2021年に早期退職。現在は研究アウトリーチ活動や大学研究成果の社会実装支援、横浜地域を中心とした産学官コミュニティ企画運営などにも関与。

横浜国立大学 総合学術高等研究院 共創革新ダイナミクス研究ユニット共同研究員|米国PMI認定PMP®︎|中小企業診断士登録予定。

講座詳細

タイトル 「場のプロデュース~コミュニティ運営のその先へ~」
開催日時 2023年4月28日(金)19:00~21:00
開催形式 ZOOMを活用したオンライン開催
※お申し込み後、ZOOMリンクを送らせていただきます。
料 金 無料
主 催 研究・イノベーション学会「プロデュース研究分科会」
共 催 NPO法人ZESDA