【開催報告】第2回出版記念トークイベント「グローカル女史、都会が知らない『地方』を語る!」

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「グローカルビジネスのすすめ」および「プロデューサーシップのすすめ」出版記念イベントの第2弾として、「グローカル女史、都会が知らない『地方』を語る」が8/21(土)20時より、オンラインで開催されました!今回は、田村菜穂子氏(貿易コンサルタント兼エージェント)と長澤美波氏(横浜市行動デザインチームYBiT副代表兼NPO法人PolicyGarage事務局長)のお二人の女史をゲストにお迎えしました。さらに、第1回イベントからの継投となった奥山雅之氏(明治大学教授)、橘宏樹氏(『現役官僚の滞英日記』著者)、竹本智志氏(マイクロ・ベンチャー出版社「紫洲書院」代表)、中野慧氏(ライター・編集者・ディレクター)らががっちり脇を固め、グローカルと女史についてアツく議論する大盛り上がりの回となりました。なお、登壇者の皆様には、ご自身を象徴する“勝負服”を纏っていただいた上でご参加いただいております!

まずは、イベントテーマにもなっている「女史」というワードについて、田村さんと長澤さんに率直な印象を伺いました。女史というワードが既に死語になっているという良い変化が見られる一方で、実際の官民の現場ではまだまだ男性優位な傾向が見られるといったギャップを改めて認識させられました。ジェンダーの偏りなく平等に活躍できることが当たり前の時代に早くなると良いですね。

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「女史」というワードの印象を語る田村さん

2つ目のテーマは、田村さんと長澤さんそれぞれのご専門である「コンサルティング」と「ナッジ」の観点から見た、グローカルビジネスの盛り上げ方について語っていただきました。田村さんからはなぜそもそもグローカルビジネスが大事なのか、長澤さんからは地方の事業主をグローカルビジネスの道に進んでもらうためのナッジの活用について解説をいただきました。また、視聴者とのQ&Aでは、グローカルビジネスを盛り上げるために必要な支援は何か、などといった現場寄りのリアルな話も聞くことができ、大変熱いディスカッションの場となりました。

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「ナッジ」について解説する長澤さん
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解説を加えながら議論を盛り上げてくださった奥山先生

ここから先は、橘さんの「NY滞在レポート」と竹本さんの「SHIDZU PLUS」のコーナーです。好評のこの2つのコーナーはこれからレギュラー化していく予定ですのでお楽しみに!
さて、橘さんには、全世界の共通の話題である新型コロナウィルス情勢のほか、NYの投資家から日本株がどのように見られているかという日本の“評価”についてレポートいただきました。日本でもESG経営といったワードをよく耳にするようになりましたが、世界から見るとまだまだ発展途上のようです。グローカルビジネスを盛り上げるうえでグローバルな感覚は不可欠ですね。
大トリを務めていただいた竹本さんには、初代グローカル女史であろう「大浦慶」のスゴさを語っていただきました。こんな時代からグローカル感覚を持ち合わせている人物がいたとは・・・。そしてコンテナに隠れるという発想の持ち主がこの時代にもいたとは・・・。歴史が苦手な方も、竹本さんのユーモアあふれる説明が魅力のこのコーナーは必見です!!

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定番コーナーにてイベントを盛り上げてくださった橘さん(左)と竹本さん(右)。コンパクトですがとても濃い内容でした!

以上の内容で最後まで盛り上がり、90分の予定のイベントが気づいたら120分に・・・。最後までお付き合いいただいた方、本当にありがとうございました!

次回の第3回出版記念イベントは、株式会社Resorzの鷲澤圭氏をお迎えして9/25(土)に開催予定です。お楽しみに!!