第15回プロデュース・カレッジ 事前レポート第一弾


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日に日に寒さが厳しくなって参りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

今年最後のプロデュース・カレッジ「社会価値の創造に欠かせないプロデューサーシップとは」の申し込みを開始しました。

今回は、現在、日本経済大学教授兼メタエンジニアリング研究所長である

鈴木浩氏による「メタエンジリアリング(4回シリーズ)」の最終回です。

鈴木浩氏→http://www.jue.ac.jp/profile_shibuya/suzukihiroshi.html 

メタエンジニアリングとは→http://nextgenerationengineering.org/meta-eng/jue-meta-eng-lab/

メタエンジニアリング(根本的エンジニアリング)とは、このプロセスは4つのプロセスに分けられ、今回は【Implementing】を中心に学びます。 

1.潜在的な課題を見つける【Mining】 

2.俯瞰的に解決するため技術や手法を考える【Exploring】

3.アイディアや技術を融合するためのアプローチ方法を見つける【Converging】

4.解決策を社会にフィットさせる【Implementing】

メタエンジニアリングでは、課題の背後にある「なぜ」を何度も問い直し、課題の本質を明確にしてから、解決方法を考えることが大切であると説いています。しかし、いくら「なぜ」を繰り返して、斬新なアイディアや画期的な技術が生まれても、それだけでは、まだイノベーションが生まれたとはいえません。

その技術やアイディアを社会に普及させる、つまり実際のイノベーションに結びつけるには、消費者の慣習・思想などの文化的側面や、社会インフラや法制度などの社会的側面などに、その技術やアイディアをフィットさせる【Implementing】のプロセスが必要なのです。(「Google Glassをつけて近所を散歩できるか」を考えてみると、イメージしやすいですね。)

イベント前半では、「メタエンジニアリング」とは「Implementing」とはについて、実際の事例(ディズニー×デジタルフィルム、ミシュラン×ランフラットタイヤetc)を交えて学んでいきます。さらに、イベント後半では、「Implementing」のプロセスが不十分である「電気自動車」を例にとり、「メタエンジニアリング」と「Implementing」を実践し、その極意を体感していただきたいと思います。

講師の鈴木浩氏は、三菱電機役員技監、GEエナジー技監を経て、現職に就かれており、学術的なお話に留まらず、具体的・実践的なお話も交えて、みなさんの理解を高めていかれます。

また、当日は、「メタエンジニアリング」とは何かを含め、前回までの簡単な振り返りも行いますので、初めてご参加されるという方にも、分かりやすく・参加しやすい内容となっています。

【前3回の内容はこちらから】

第2回→http://zesda.hatenablog.com/entry/20130210/1360504698  

第7回→http://zesda.hatenablog.com/entry/20130623/1371997858  

第11回→http://zesda.hatenablog.com/entry/2014/02/23/232416

当日は、講演およびワークショップだけでなく、懇親会にも任意でご参加いただけます。普段知り合う機会のない異業種の方との交流やビジネスパートナーを見つけるきかっけになれば幸いです。最後になりましたが、スタッフ一同、皆様とお会いできるのを心から楽しみにしております。