「トーキョー会議2017」開催のご報告

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2017年9月30日(土)、NPO法人ZESDAは、東京丸の内の3×3 Labo Futureにて、CISA(在日本留学生会協議会)、MSN(文科省奨学生ネットワーク)とともに、
日本で学ぶ外国人留学生を中心とした企画運営委員会を組織し、今年で三年目となる、日本最大級の留学生ディスカッションイベント「トーキョー会議2017」を共催いたしました。

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第一部のパネルディスカッションでは、以下の5名の登壇者の方々に「都市の未来」と題したプレゼンテーションと討論をしていただきました。

批評誌『PLANETS』編集長、評論家、宇野常寛氏。
東急電鉄執行役員、東浦亮典氏。
元AYNJ-アセアン・ユース・ネットワーク・ジャパン 会長、Nhu Quyhn Tran 氏。
Soseiパートナーズ創立者・株式会社BOUNDLESS代表取締役社長、Dennis Chia氏。
Tokyo Interlopers 共同創立者、Cory Baird氏。

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東浦氏は、東急電鉄の二子玉川、渋谷など地域開発の取り組みの歴史を紹介しながら、今後の東京の都市構想について述べられました。宇野氏も、多摩県創設など、独創的なアイデアを聴衆に問いながら、東京の社会生活構造の変化と未来の姿について刺激的な発案をしてくださいました。質疑応答も、バックグラウンドの違う多数の参加者から、それぞれの体験談を交えて活発な質問が寄せられ、パネリストとの間に舌鋒鋭いやりとりが見られました。

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第二部のグループディスカッションでは、日本人ビジネスマンと外国人留学生をバランスよく交えた小グループに分かれ、少人数ディスカッションを行いました。参加者は、申込時の本人の希望に沿って、日本語で議論するグループ、英語で議論するグループに振り分けられました。

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それぞれのグループは、①外国人向け住宅市場、②コミュニティの場の創生、③日本の人材採用の慣習のうちから一つのトピックを選び、「都市の国際化」について議論しました。議論の後は、それぞれのグループで話し合われたことをグループ間で共有しました。議論の成果は報告書にまとめて公表し、都にも提出する予定です。

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第三部では、立食形式の懇親会を行いました。第一部、第二部で話し合われた議論を新しく知り合ったもの同士でさらに深めたり、就職活動に興味のある留学生と、様々な日本企業のビジネスマンの間で情報交換が行われたり、ネットワーキングの素晴らしい場を提供できました。

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東京には、世界181か国・地域の大使館・代表機関等が集い、150か国以上からの留学生が学んでいます。
日本から母国へ世界へと飛び立っていく優秀な若者たちとのネットワークは、日本と東京のソフトパワーそのものであると我々は考えます。

これからも、NPO法人ZESDAは、CISA、MSNと協働して「トーキョー会議」をプロデュースすることを通じて、外国人留学生らが日本の社会人と自由闊達に交流・議論できる場を提供するなど、彼らの拠点的役割、ハブ的機能を担って参ります。

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