2015年4月26日都内会議室にて、医療経団連設立準備員会主催、NPO法人ZESDA及び医療システムデザイン勉強会後援の下、北原茂実医師の講演会を開催いたしました。
テーマは「医療経団連構想」と「輸出産業としての医療」でした。
参加者は約60名、8割が医療に関連する企業や医療従事者でした。
まず、北原医師より、日本が抱える団塊世代が後期高齢者となる「2030年問題」の背景と現状、
特に人口構成や現行法規に関する説明がなされました。
北原医師は、「このまま何も変えないことには大きなリスクが存在する」と述べられ、
その解決策として、医療を産業として海外に輸出すること、
そのために必要となる「医療経団連」の構想についてお話がありました。
医療経団連構想は、医療産業の海外輸出のためだけでなく
医療を基軸とした「地方創生」の実現においても大きな役割を担うものであり、
その具体的な方法についても、踏み込んだお話がありました。
「病院」がトヨタを超える日 医療は日本を救う輸出産業になる! (講談社プラスアルファ新書)
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最後は約40分間にわたり参加者との質疑応答が行われました。
今回のご講演での貴重なお話を基に、今後もZESDAでは、多様な取り組みを通じて日々活動して参りますので、応援のほど宜しくお願い致します。