ZESDAブログをご覧のみなさま
ロンドン支部長の松枝薫(まつがえかおる)です。
今日はアーユルヴェーダを体験し、私が感じたことを書きたいと思います。
~アーユルヴェーダで味わった万能感~
アーユルヴェーダでは、生まれたての状態の身体が最も生命力に満ち溢れている、と定義し、「自分本来の状態」であるとしています。つまり、施術を受けることで出来るだけその状態に近づけていく、というコンセプトのもとドクターはアドバイスを行います。私たちは生まれてから1秒ごとに成長し、または老いていったりしている訳で、物理的には生まれた時の状態に戻るのは不可能な世界に生きています。
しかしながら、アーユルヴェーダを受けることで、もし生まれた時の状態に少しでも近づくことが出来るとしたら、それはどんな世界が待っているのだろう?その状態で自分は何を想い何を行うのだろう?そんなことより面白い体験になるのではないか?と、アーユルヴェーダを知った時から「自分本来の状態」になぜかロマンを感じ、行ってみたいと思う理由でもありました。
実際にスリランカにいる間は、子供の頃の万能感というか、自分はなんでも出来る、という感覚が少しだけ芽生え(思い出し)、夕日を見ながら「あ〜小学生の頃って自由だったな〜、自分は野球選手でもなんでもなれるって考えてたな〜」なんて一人で感慨にふけってすらしまいました。わずか数週間、生まれてからの期間に比べれば僅かの期間ですが、日本を離れ、南アジアの秘境で過ごすと決断できたことは何にも代えがたい経験になりました。今後人生でやりたいことやビジョンなども、改めてこの数週間で湧いてきました。
▲施設から見える夜7時頃の夕日。夜7時から夕食なので、夕食前にはほぼ毎日この夕日を見て何も考えずボーッとしていました。1日の中で最も至福の時間であったと言えます。何もしない時間を作ることは意外と重要なのかもしれません。愛用のドローンを持って行って飛ばしたかったのですが荷物の容量が大きく断念しました^^:
さて、数回にわたっての投稿でアーユルヴェーダの概念をほんの少しではありますがご説明させていただきました。
普段聞きなれないことも多いでしょうし、小難しい話になってしまったかもしれませんが、アーユルヴェーダとは「生命の科学」。自分本来の体質を知って、それに従って生きてくことは自分を安心させることにつながります。また、自分軸を作る助けにもなりますし、何か迷った時の指針にもなります。
次回の投稿からはアーユルヴェーダ施設に到着してから、実際に時系列で発生していったことをお伝えさせていただきたいと思います。