ZESDAの活動を支援してくださっている先輩方から、力強いメッセージをいただきました。
どうもありがとうございます。(50音順にて掲載しております)
ZESDAは日本経済・社会に必要な変革をOrchestrateする指揮者だ
世界は変革の途上にあるますます複雑化する時代に必要な人材を育成
名指揮者の様な解釈と掌握さらには感動を生むプロデュースを!!
日本の将来は、優れた志・具体的な知見を持ったZESDAにかかっています
世を変革する者たち
~ZESDAの絶大なるパワー~
プロデューサーシップの啓発に期待
若い力と新しいネットワークが生み出す「プロデューサーシップ」を応援します
プロデュースすることのエッセンスを知る集団、ZESDAへ贈ります
これからのビジネスを創るためには「プロデューサー」の役割が必要
日本産業の架け橋を新たに築くCISAとZESDA
地方政治にこそ必要な「プロデューサーシップ」
「人はみなプロデューサーである」
ZESDAから生まれる新しい市場に期待します
プロデューサーの必要性とZESDAの存在意義
~連携による新たな価値創出のために~
「創造する組織人」を目指すことがプロデューサーシップの近道
日本復興を実現するZESDAのプロデューサーシップ
若いエネルギーとネットワークで、世界と日本を結ぶ新しいビジネス創造を
池田洋一郎氏
官民協働ネットワークCrossover 代表 / 財務省職員
ZESDAは日本経済・社会に必要な変革をOrchestrateする指揮者だ
ZESDAは、日本、そして世界に点在する多様なタレントを集め、それぞれの魅力を引き出し、彼らの力を混じらせ合いながら新しい価値を生み出す、そんなダイナミックなプロセスをプロデュースする。それはまるで、多彩な楽器の奏者達が生み出す音色を、調和と緊張感をもって交じり合わせることで、人々の心を震わせるような交響楽を創り出すオーケストラの指揮者のようだ。総人口が史上例を見ないスピードで減少していく21世紀の日本において、個の力を引き出し高め合う指揮者たちの価値は途方もなく大きい。リスクを機会に、危機を成長の糧へと変えていくZESDAの同志と共に、私も、政府の一員として、そしてCrossoverの代表として、この社会を、もっとダイナミックに、面白く、そして色彩豊かなものへと変えていく力となれるよう、ZESDAとの協働を深めていきます。
Yoichiro Ikeda
官民協働ネットワークCrossover代表/財務省職員
経歴:財務省及び世界銀行にて国際金融政策、途上国開発等に従事。社会問題解決に向け、官と民、年齢や国境等の壁を越えた協働を創る官民協働ネットワークCrossoverを代表として主宰。
著書:『ハーバード・ケネディスクールからのメッセージ』、『バングラデシュ国づくり奮闘記(ともに英治出版)。
上谷達也氏
アキ・インターナショナル 代表
世界は変革の途上にある
ますます複雑化する時代に必要な人材を育成
ZESDAは、新しい時代の人材を育てる産官学の集まりであり、人を切磋琢磨するチャンスを与えるものである。特にこれからは、今までのように待っていれば、何かが起こるという考えではなく、自らが時代の息吹を感じ、プロデュースすることが必要となってくる。それにふさわしい能力をお互いに作り上げていくユニークな団体である。これからがますます楽しみな組織である。
コラボレーション、コミュニケーションが、組織の活性化に欠かせない手段となっていく。それをワークショップを通じて、体験的に取得できる素晴らしい組織になっていくことを期待する。
Tatsuya Uetani
アキ・インターナショナル代表、(公財)未来工学研究所評議員、(一社)デザイン思考研究所理事、ベンチャー支援など。
経歴:1963-1984 東芝 21年間在籍後、トラバーユして、1984-2005 富士ゼロックス 21年間在籍、常務執行役員、その間システム事業の立ち揚げと同時に、FXPAL(Fuji Xerox Palo Alto Laboratory設立及び運営CEO)、富士ゼロックス情報システム(株)代表取締役社長、アクセスチケット(株)会長など担当。定年退職後、2005-2007 Raza Microelectronics Japan 代表、2007以降 熟年フリーターとして、研究・技術計画学会など学会活動、ベンチャー支援やコンサルタント活動。
桐山登士樹氏
株式会社TRUNK ディレクター / 富山県総合デザインセンター 所長 / 富山県美術館 副館長
名指揮者の様な解釈と掌握さらには感動を生むプロデュースを!!
日本の産業界が右肩上がりの時は個々の歯車の精度が求められた。いまはモーターそのものの精度や更にはエネルギー源までが問われる時代である。こうした時代を迎えコアコンピタンスを拡張可能とする実践可能なプロデュースが求められている。その力がブレずに他を誘発する慣性モーメントまで練られ行使しなくてはならない。
Toshiki Kiriyama
株式会社TRUNK ディレクター/富山県総合デザインセンター所長/富山県美術館副館長
1952年生、出版社を経てデザインを核としたドゥタンクのTRUNKを設立。国内外の一流企業、公的機関のプロデュースを実践している。
久野美和子氏
電気通信大学 研究推進機構 産学官連携センター 客員教授
日本の将来は、優れた志・具体的な知見を持ったZESDAにかかっています
日本の優れた知的資源(研究・技術成果、デザイン、QOL感性)をうまく社会的価値(産業、社会システム)に繋げるためには、ZESDAのような優れた個人の知恵を連携・融合し、イノベーションを起こすことが重要です。
すなわち、優れた個人の発想を生かし、強みを補完し合い,具体的実践に結びつける、これらの力が組織を動かし、次第に浸透し、地域や国全体の進化に繋がります。
また、イノベーションを実現するためには、「プロデュース機能」がとても重要です。プロデュース機能とはミッションを実現するための「アイディア・企画?達成するためのプロセスの明確化?実践」総合的な力であり、ZESDAの活動・人材に期待しております。
電気通信大学、つくばサイエンスアカデミー、研究・技術計画学会、NPO等を活動基盤としている総合プロデューサー
清水宏一氏
亀岡商工会議所 専務理事
世を変革する者たち ~ZESDAの絶大なるパワー~
講演の最後に「どうしたらこの閉塞状況を打破し、新しい事業に挑戦できるか」を問われることがある。そんな質問に対して、決まってお答えするのが「世の中を変える三モノ」の話だ。維新や革命、政変など社会体制の変動はもとより、技術革新や経済成長、大衆運動、地域社会活動、メディア、芸能、スポーツに至るまで、時代の変わり目や、大きな発展の時期には、必ずこれを支えた人たちがいる。それが、「よそモノ」「わかモノ」「ばかモノ」の「三モノ」だ。
他所から来た「よそモノ」たちは、新しい知識を運ぶとともに、その地を新たな目で見直し、土地の者が慣れ親しみ当たり前になって気づかなかったことを教えてくれる。多くの「ガイジン」たちは、貴重な情報源なのだ。元気でアグレッシブな「わかモノ」たちがこれに続く。変革を成し遂げるには並々ならぬパワーが必要で、体力、知力に優れ、持続性ある行動力が欠かせない。それに何よりも、暇と時間が大切だ。次が「ばかモノ」で、自らの損得は度外視し、ひたすら信念に従って仕事に邁進し、精魂込める「〇〇ばか」だ。変革は、この「三モノ」が寄り合った時に必ず起きる。
ところで、この「三モノ」には共通点がある。選挙での三種の神器は、「地盤」「看板」「カバン」の「三バン」が有名だが、実は、この「三モノ」たちは「三バン」にはトンと縁がない。ほとんどは、徒手空拳、独立独歩、無宿無縁の人たちだ。他人の目を気にせず、保守するものがなく、よしや、失敗しても無くすモノがない。そうだ! 大胆なのだ。
オリンピックがやってくる。ただでさえ「4年に1度」の催しなのに、半世紀余りに2度目のビッグチャンスに恵まれた我々は、何てラッキーなんだろうと嬉しく思う。ZESDAの活動にとっても、最高のチャンスだ。
前回の東京オリンピックで日本は大きく転換(CHANGE)したが、今回もオリンピックが我々にどでかいチャンス(CHANCE)をくれるだろう。CHANGEと CHANCE、文字の違いはGとCの1文字。それもその差はGから内部のTを取り去っただけ。それでは、我々が今、拭い去らねばならないTとは。それは古き因習、先入観、既成概念たるタブー(TABOO)ではなかろうか。
Hirokazu Shimizu
元京都市観光政策監。京都市において、生涯学習、高度情報化、観光開発、ベンチャービジネスなどを主導。特に、デジタルアーカイブに道を開いた。平安女学院大学教授から、コンサルタント業の株式会社時有人社を創業。
鈴木浩氏
日本経済大学 教授
プロデューサーシップの啓発に期待
我が国でイノベーションがなかなか芽生えてこない理由の一つが、個々人が責任を持ってそれに取り組もうという意識がないことである。
私自身はメタエンジニアリングという考え方でこれを解決しようとし、研究所を立ち上げて活動している。ZESDAの活動は、個々人にプロデューサシップを意識してもらい、イノベーションにコミットしたいという意欲を育てることにあり、その活動は、成果を上げていると思う。今回、NPO法人も認可され、ますますの活動に期待をよせている。
Hiroshi Suzuki
三菱電機(株)、GEを経て、現在日本経済大学大学院教授。メタエンジニアリング研究所長。
著書に、エネルギー新時代、監訳にブレイクスルー他
田澤由利氏
株式会社ワイズスタッフ 代表取締役
若い力と新しいネットワークが生み出す「プロデューサーシップ」を応援します
『私たちは、プロデュースすることに、こだわりたいのです』
ZESDAのプロデュース・カレッジで話をさせていただくにあたり、スタッフとの事前ミーティングで、最も印象に残ったセリフです。
単に話を聴くだけではない。自分たちで何かを産みだすことにこだわる若者の集まり。私の期待は膨らみました。
そして当日、さまざまな立場で、さまざまな視点で、さまざまな意見を交わし、何かを作りだそうとする若者たちの姿勢に感動しました。
こういう人たちが、次の日本を変えていく。
そうか。これが「プロデューサーシップ」なのか!
ZESDAのみなさんのこだわりと、柔軟性と、可能性を尊敬しつつ、これからの活動を心から応援させていただきます。
Yuri Tazawa
1998年に「ネットオフィス」というコンセプトのもと(株)ワイズスタッフ設立。
2008年には、柔軟な働き方を社会に広めるために(株)テレワークマネジメントを設立し、企業の在宅勤務の導入支援等を行うほか、「テレワーク」に関する講演や講義等を通じて情報発信・普及活動を行っている。
平成25年度「ダイバーシティー経営企業100選」ダイバーシティー促進事業表彰(経済産業大臣表彰)
高橋フィデル氏
株式会社ジャパンビジターズビューロー 代表取締役
プロデュースすることのエッセンスを知る集団、ZESDAへ贈ります
プロデュースをする際に重要なことは、モノを作りだし組み立てるクリエイティブなステップに入る前に、一度自分自身、そして物事の固定概念を一度、壊すことをして自分を更地にすることである。しかし、その必要性に気が付く人はとても少ない。モノをつくる前に、きちんと自己否定し、自分が入っている組織や進め方などを客観的に見つめ直す事ができる集団こそが、本当に可能性を持てるし、プロデュースを始めて語ることができる。
ZESDAにはそれが有るという事を肌で感じる。そして、そのような皆がはばたくのを楽しみにしております。日本を見つめるとき眺めるのでもなく、凝視するのでもなく日本を作り出してください。応援しています。
Fidel Takahashi
ペルーのNASA基地で生を受けた国際人。
F1やシルクドソレイユを手掛ける株式会社ジャパンビジターズビューローの代表。
著書:「イベント運営完全マニュアル」、特区ドクトリン
田中栄氏
株式会社アクアビット 代表取締役
これからのビジネスを創るためには「プロデューサー」の役割が必要
世界人口の爆発的増加、未曾有の高齢化、デフレの日常化、ブロードバンドの普及など…。今、社会の構造的な変化が始まっています。社会が変われば、求められるビジネスもまた変わります、実際どの分野を見渡しても、「今のままであと10年大丈夫」と言える企業はほとんど無くなっています。
これからは、新しい社会のニーズに応える、新たなビジネスをどんどん作っていく必要があります。その役割を担うのが「プロデューサー」だと私は考えます。
今までの日本社会は「モノを作る」ことが前提であり、人材の中心は営業マンとエンジニアでした。でもこれから求められるのは「ビジネスを創る」こと。そのためには「プロデューサー」の役割を担う真のビジネスマンを育てていくことが不可欠です。
進化は異なるDNAが触れ合うところから始まります。ZESDAには幅広い分野から、多彩な「個」が集まっています。これから求められるビジネスの多くは、従来の産業分野の延長線にはないものであり、幅広い視野が不可欠です。ここから多くのビジネスマンが巣立ち、創造とイノベーションが始まることを期待しています。
Sakae Tanaka
株式会社アクアビット 代表取締役 チーフ・ビジネスプランナー
ダシュデンベレルバトチュナグ氏
一般社団法人在日本留学生会協議会 会長
日本産業の架け橋を新たに築くCISAとZESDA
海外からの留学生とは、自分の国と日本をつなぐ架け橋である。
世界中から日本という国に興味を持って海を渡ってきた留学生たちの多くは、日本から学び、そして自分の国の知恵を組み合わせて、イノベーションを起こしたいという強い意思を持っている。
その思いを実現するには、やはり日本産業の技術や経験が欠かせないものであろう。
そこでZESDAが留学生と日本産業の架け橋になって、我々留学生と一緒にイノベーションを「プロデュース」して行けると期待している。
Dashdemberel Batchunag
東京工業大学数理計算科学専攻・修士学生
2011年~2013年 在日モンゴル留学生会・会長
仁木崇嗣氏
一般社団法人ユースデモクラシー推進機構 代表理事
地方政治にこそ必要な「プロデューサーシップ」
私が地方政治に関心を持ちユースデモクラシー推進の活動を始めたばかりの頃に代表の桜庭さんにお声がけをいただき、ZESDAの提唱する「プロデューサーシップ」の考え方に出逢いました。それは、地域で地方議員が担うべき役割に必要不可欠な資質で、まさに我が意を得たり、と感銘を受けました。
それから今に至るまで、素晴らしい方をご紹介(イントロデュース)していただき、知見を共有いただくことで感化(インスパイア)されてきました。
まさにユースデモクラシー推進機構をも「プロデュース」していただいているわけです。
これからも「プロデューサーシップ」に溢れるZESDAの皆さんと共に、人口減少や少子高齢化の急速な進展、財政赤字などの直面する社会的な課題に対して挑戦し、テクノロジーの進歩やグローバリゼーションによってもたらされる新しい価値観や、それらを含む多様性によって生まれる強靭な民主主義のもとで将来世代が幸せに過ごせる社会の創造に寄与していきたいと考えています。
共に頑張って参りましょう!!
Takatsugu Niki
1986年生まれ。デジタルハリウッド大学大学院修了。陸上自衛隊少年工科学校卒、ベンチャー企業勤務を経て、2010年に株式会社火力支援を設立し、デザイン&ICTを活用した公共部門のロジスティックス支援事業を展開、選挙支援の実績は延べ100件を超える。
2015年よりデジタルネイティブ世代の20代当選議員のネットワーキングを始め、多様性ある民主主義を日本に根付かせるべく一般社団法人ユースデモクラシー推進機構を立ち上げる。
原島博氏
東京大学名誉教授 特任教授
「人はみなプロデューサーである」
いまから8年前、法律上の高齢者になったとき、思うところがあってツイッターでつぶやきを始めました。毎週テーマを決めて毎日1回だけつぶやいています。昨年5月にあるシンポジウムでZESDAの桜庭さんにお会いして、刺激されてその半年後に「プロデューサー」と題して、日曜日から土曜日まで1週間つぶやきました。
たとえば金曜日は『プロデューサーは、孤独でかつ報われない役割かもしれない。ときに怒りたいこともあろう。しかし怒ってはプロジェクトは進まない。
プロデュースしたスターだけが絶賛されて、自らは評価されないかもしれない。その寂しさに耐えることができなければ、プロデューサーにはなれない。』
これは、ZESDAへの応援メッセージでもありました。1週間分のつぶやきは私のホームページにありますので、よろしければ・・・。
Hiroshi HARASHIMA
東京大学名誉教授・特任教授
2009年3月、東京大学を定年退職。古希を過ぎて2015年12月より東京大学特任教授、大学院の全学共通教養講義を担当。
三宅 秀道 氏
専修大学 経営学部 准教授
ZESDAから生まれる新しい市場に期待します
日本を元気にするためには、やはり日本の産業が元気にならないといけないと思っています。そして日本の産業が元気になるというのは、日本の「くらし」をより洗練させることによって可能になると思っています。そのあたりのことを「新しい市場のつくりかた」という本に書いた頃、ZESDAの皆さんとご縁ができました。
代表の桜庭さんはじめ多士済々の人材 が、「プロデュース」をキーワードに社会の様々なところから知恵と知見を持ち寄り、新しい文化と市場をつくる、種を蒔こうとしている。私が考えていたことの、まさに実践をされていました。応援しています。
Hidemichi Miyake
専修大学経営学部 准教授。1973年生まれ。東京大学ものづくり経営研究センターなどを経て、2010年より現職。 専門は、商品開発論、中小・ベンチャー企業論。
2012年に東洋経済新報社より「新しい市場のつくりかた」を上梓。
宮地悠夏氏
一般社団法人企業間フューチャーセンター 代表理事
プロデューサーの必要性とZESDAの存在意義
~連携による新たな価値創出のために~
連携や協働が持つ可能性が見直されるようになっている昨今、重要なのが「プロデューサー」の存在です。最適なメンバーを集める力、リーダーとしてそのチームをまとめる力、他組織との関係性を構築する力、そして一連の活動にきちんと経済性を持たせる力。それらを併せ持つ人間が関わっているか否かで、プロジェクトの成功と失敗が決まるように思います。こうした現状に巧みにアプローチしているのがZESDAです。
日本産業が今まで磨いてきた力の中に眠る魅力を明らかにし、必要なリソースを抽出し、組み合わせ、新たな価値を社会に提供していく。ZESDAの取り組みは、日本産業にとって今最も求められるものであると確信しています。
Yuka Miyachi
企業間フューチャーセンターは、企業や組織の枠を越えた連携により、新たな価値やサービスを世の中に提供することを目指しています。ZESDAさんとは様々な形で交流があり、今後も互いの強みを活かして連携していきたいと考えています。
山下勝氏
青山学院大学 経営学部 教授
「創造する組織人」を目指すことがプロデューサーシップの近道
プロデューサーシップとは人びとをワクワクさせるような創造的なモノをつくりあげる行為のことであり、そういった人材を育成する必要性について私は言及してきたのですが、ZESDAのみなさんがそれに本気で取りくんでいることに感銘を受けました。
その取り組みを実らせるための鍵は、この創造的活動が所属する組織を根っこにしているという意識を各自がもつことではないかと思います。「創造する個人」ではなく、「創造する組織人」を目指すことがプロデューサーシップの近道だと思うのです。ZESDAのみなさんが創造する組織人の育成を実現されることを心より期待しています。
Masaru Yamashita
青山学院大学 経営学部教授
著書:プロデューサーシップ 創造する組織人の条件
和崎宏氏
総務省地域情報化 アドバイザー
日本復興を実現するZESDAのプロデューサーシップ
「プロデューサー」とは、共働や革新を社会にもたらすリーダーシップ。多様なリソースを自由自在に橋渡しするネットワークブリッジの役割を担います。彼らの活躍によって人は関係づけられ、信頼と互酬性に溢れるソーシャルキャピタルを醸成し、さまざまな活動が創発する活性した社会が創造されます。
古来から日本は、世話好きな人たちが支える「恩送り」社会でした。日本復興のためにいまこそ、先人の叡智を存分に活かし、ZESDAが目指す新たなソーシャルプロデューサーの発掘・連携を推進しなくてはなりません。
Hiroshi Wasaki
地域ネットワーク及び地域情報化の研究・実践をライフワークとして、地域SNSを開発し、全国各地で運用を支援する。環境人間学博士。
綿貫健治氏
横浜国立大学 学長特別補佐(国際担当)
若いエネルギーとネットワークで、世界と日本を結ぶ新しいビジネス創造を
パリからZESDAの活躍を拝見しています。1年前に京都で講演させて頂きましたが、その時の皆さんの優秀さと特別な熱気を今でも思い出します。早くもNPO法人になられたとのこと、「国際的プロデューサー」として次の大きな目標達成も近いと思います。
アントレプレナー(entrepreneur)は仏語で仏経済学者カンティロン、セイによって広められ、その後墺太利シュンペーターがイノベーション・コンセプトに取り入れ、産業界で米ヘンリー・フォードが車で実現するという国際的なプロデューサープロセスを得て実現されています。ぜひ、「国際的ビジネスプロデュース」を実現してください。
Kenji Watanuki
法政大学卒業後ミネソタ大学大学院留学。ソニーで約15年間米・仏国駐在。
退職後、横浜国大准教授、城西大学法人大学院教授を務め,2013年4月から現職