【プロデュース人材育成講座(無料)】ものづくり三代目が日本経済の「ファクト」を毎日ツイートする理由

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多くの方にお申し込みいただき、ありがとうございました。

「プロデュース人材育成講座」第5回は、日本経済に関するデータを毎日ツイートされている株式会社小川製作所 取締役の小川真由さんをお招きします。

「プロデュース人材育成講座」について

本講座は、研究・イノベーション学会「プロデュース分科会」とNPO法人ZESDAが共同開催し、多様なプロデュース事例や理論を学習しながら、「気づき」「視点を変え」「考察する」ことによって産学連携を真の成功に導くための推進力を醸成することを目的としています。

2021年以降のシリーズでは、現場における実践知をより立体的に深めていくため、プロデュースする側とされる側の「関係性」に関する研究に踏み込んだ内容となっています。多くの事例に触れることで様々な角度からの知見を得られるよう設計された講座ですので、続けて参加されることをお勧めします。

今回の講座について

本当のところ、今の日本経済はどのあたりなのか?

2011年、GDP世界第2位だった日本は中国に抜かれました。

あれから11年、日本の順位は相変わらず3位のままです。

日本人の中には、いつかまた2位に返り咲くことを期待している人もいると思います。この11年の間、中国との差が少しでも縮まっていれば、その可能性も高いでしょう。

ただ、現在日本のGDPは中国とどのくらい差があるのでしょうか?また第4位との差もどのくらいなのか具体的に把握できている日本人はどれほどいるのでしょう・・・

そういった日本経済の「ファクト」を毎日ツイッターでつぶやいているのが、今回の講座でゲストとしてお招きする小川真由さんなのです。

職人気質ではなく、データから見えてくる「ファクト」を重視

ツイッターのアカウントは小川さん個人のものではなく、ご自身が取締役を務める株式会社小川製作所の公式アカウントとなりますが、最初にこのツイートを発見した時、言葉の分析に加え、それを裏付けるためのグラフのキャプチャ画像も丁寧に添えられていて、経済アナリストのツイートとも思えるような内容でした。

ところで株式会社小川製作所は、東京都葛飾区で60年以上に渡って金属加工を行なわれてきた町工場です。東京下町で日本のものづくりを支えてきた、まさに老舗中の老舗と言えるでしょう。

そういったイメージから、あたかも昭和の職人気質のような、自分の経験や勘にこだわり、データには無関心という雰囲気を想像しがちですが、小川さんのツイートをご覧にいただくと、むしろ真逆とも言える程「ファクト」を重視されているのがお分かりいただけると思います。

「ファクト」を通じて、小川さんには何が見えている?

小川さんはものづくりの現場にいながら、今の日本経済の状況をどのようにご覧になっていらっしゃるのか、大変気になるところです。また単にデータを分析し、課題発見で終わりなのか、さらに未来に向けて日本人一人一人がこんなアクションを取れば現状を打開できるといったビジョンみたいなものをお持ちなのでしょうか?

そこで今回の講座では、次のようなことをお話しいただく予定です。

  • 経済統計(ファクト)から日本経済の現在地はどのあたり?
  • そこから見えてくる課題とは?
  • 停滞する日本経済を転換するには何をどうする?
  • 小川製作所として、具体的にどのような取り組みをしている?

これらの「ファクト」から、世界の中で日本経済はどのあたりにいるのか、そして、これから未来に向けて日本は何をどうするのが良いのか、小川さんのビジョンをうかがいながら、講座の中で探っていきたいと思います。

冒頭のGDPに関しても、現状中国との差はどのくらいなのか、そもそも日本の第3位というポジションは安泰かどうかについて、ファクトベースで解説いただく予定ですので、ぜひご参加いただければと思います。

登壇者プロフィール

【ゲスト】

小川 真由(おがわ まさよし)

株式会社小川製作所 取締役

慶應義塾大学理工学部卒業(義塾賞受賞)、同大学院理工学研究科修士課程(システム工学、航空宇宙工学)修了後、富士重工業株式会社(現 株式会社SUBARU)航空宇宙カンパニーにて新規航空機の開発業務に従事。

精密機械加工メーカーにて修業後、家業である小川製作所に合流し、医療器具や食品加工機械分野での溶接・バフ研 磨などの職人技術による部品製作、5軸加工などを駆使した航空機や半導体製造装置など先端分野の精密部品の供給、3D CADを活用した開発支援事業等を展開。

日本の経済統計についてブログやTwitterでの情報発信も行っている。

◎小川製作所公式ツイッターはこちら »

【モデレーター】

大津留 榮佐久(おおつる えいさく)

(一社)OSTi(オスティ)代表理事
(国研)科学技術振興財団(JST)共創の場 AD(アドバイザー)
(国研)日本原子力研究開発機構 イノベーションハブSA
大阪大学 量子情報・量子生命研究センター(QIQB) 特任教授

■経歴

1979年 米半導体大手 Texas Instrument Japan入社、技術マーケティング、システムBU・グループ長歴任 Reengineeringプロジェクト 日本TI代表、BPD (Business Plan Development) 社内認定講師
2001年 ソニーセミコンダクタ九州(株)にて実装部門 部門長、SIP(System Integration Platform) 事業部長、大分テクノロジーセンター代表、プロキュアメント(国際資材調達)部門長(熊本・長崎・国分TEC)を歴任
2014年 研究イノベーション学会 29回学術大会 学会賞受賞「リニアモデルにとらわれないイノベ創出スパイラルモデル」
2015年 文部科学省 科学技術・学術審議会 地域科学技術イノベーション推進委員会 専門委員 (3期目)経済産業省 NEDO オープンイノベーション協議会 第一回ワークショップ モデレータ
2019年 名古屋大学 未来社会創造機構 オープンイノベーション推進室 特任教授 ビジネスプロモータ
2021年 大阪大学 量子情報・量子生命研究センター(QIQB)特任教授 (産学連携マネジメント)に就任

講座詳細

タイトル ものづくり三代目が日本経済の「ファクト」を毎日ツイートする理由
開催日時 2022年3月23日(水)19:00~21:00
開催形式 ZOOMを活用したオンライン開催
※お申し込み後、ZOOMリンクを送らせていただきます。
料 金 無料
主 催 研究・イノベーション学会「プロデュース研究分科会」
共 催 NPO法人ZESDA