「トーキョー会議2016」開催のご報告

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2016年12月11日(日)、NPO法人ZESDAは、東京丸の内の3×3 Labo Futureにて、CISA(在日本留学生会協議会)、MSN(文科省奨学生ネットワーク)とともに、
日本で学ぶ外国人留学生を中心とした企画運営委員会を組織し、日本最大級の留学生ディスカッションイベント「トーキョー会議2016」を共催いたしました。

第一部の基調講演では、井上洋氏(日本経済団体連合会教育・スポーツ推進本部長)から「日本企業の付加価値創造と留学生への期待」と題した講話を頂戴しました。

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井上氏は、外国人受け入れ推進に関する日本経済界の各種の取り組みを紹介しながら、日本企業がイノベーションを促進する上で、高度外国人人材の活躍が益々必要になってくると述べられました。

 

第二部では、日本人ビジネスマンと外国人留学生をバランスよく交えた小グループに分かれ、少人数ディスカッションを行いました。

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グループごとに、高等教育のあり方や日本における英語教育、日本における外国人の就労環境など、「内なる国際化」にまつわる各種トピックを選んで議論しました。議論の後は、それぞれのグループで話し合われたことをグループ間で共有しました。

参加者は、申込時の本人の希望に沿って、日本語で議論するグループ、英語で議論するグループに振り分けられました。おかげで、活発な議論が行えた、日本語を話せる/磨きたい留学生、英語を話せる/磨きたい日本人ビジネスマン、それぞれにとって、有意義な場になったとの感想も多く聞かれました。

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第三部では、立食形式の懇親会を行いました。議論の続きに熱中したり、くだけた話題に笑い合うなど、大いに盛り上がりました。

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東京には、世界181か国・地域の大使館・代表機関等が集い、150か国以上からの留学生が学んでいます。
日本から母国へ世界へと飛び立っていく優秀な若者たちとのネットワークは、日本と東京のソフトパワーそのものであると我々は考えます。

これからも、NPO法人ZESDAは、CISA、MSNと協働して「トーキョー会議」をプロデュースすることを通じて、外国人留学生らが日本の社会人と自由闊達に交流・議論できる場を提供するなど、彼らの拠点的役割、ハブ的機能を担って参ります。

関連イベント:SSAJ(在日シンガポール留学生)×ZESDA×CISA 交流会
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